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【記者コラム】イキのいい若手S級・三神&A級・伊藤

 9月24日決勝の立川FⅠでイキのいい2人の若手に会った。S級の三神遼矢(24=福島)とA級の伊藤京介(23=三重)だ。ともに決勝に勝ち上がり、大いに開催を盛り上げた。

 三神は127期の卒業記念チャンピオン。自転車競技のナショナルチームにも所属する逸材だ。8月の玉野でA級3場所連続完全優勝を飾り、S級への特別昇級を果たしたばかり。立川が昇級2場所目だった。高知での昇級初戦の印象について「A級戦と違って別線がすぐに来てしまう。難しかったです。1着は獲れたけど手応えはなかった」と振り返っていたが、予選1着、準決2着で勝ち上がった。「A級では来ないところで来た。ちょっと反応が遅れたけど踏み直して耐えた」と高いポテンシャルを発揮。すかさず修正した。単騎で戦った決勝は3番手の内併走で仕掛けられず、不完全燃焼の4着。しかし、S級優勝はすぐに達成できそうな内容だった。

 伊藤は129期のルーキー。1㌔タイムトライアルのジュニア記録を保持しており、こちらもデビュー前から注目されていた。8月の武雄でチャレンジ3場所連続完全優勝を果たしてA級2班へ特別昇班。昇班2場所目の豊橋でA級1、2班戦初優勝を完全Vで飾り、立川では連続優勝が懸かっていた。「(S級で活躍する兄・裕貴から)早く上がって来い、と言われている。特別昇級を目指して頑張ります」と意気込んでいた。初日、2日目とうわさに違わぬパワーとスピードで圧倒。連勝で決勝に進出した。後ろ攻めになった決勝は先輩選手の徹底マークに遭い、何度もブロックされて前に出られず7着に終わった。この悔しさを糧に、さらなる飛躍を遂げるはずだ。いずれも数年後には、間違いなくS級で活躍していることだろう。

 ◇鈴木 智憲(すずき・とものり)1967年9月生まれ。愛知県出身の59歳。92年スポニチ入社。97年から2年間競輪記者を経験。当時は神山雄一郎、吉岡稔真が東西の横綱として君臨していた。24年4月に26年ぶりに現場復帰。

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